【評価レビュー】イーストワード「ジブリ好きにおすすめしたい!最高峰ドットRPG」

こんにちは、いくらです。
「ドット絵の最高峰」として知られる『イーストワード』を先日クリアしました。
結論から言うと、本当に出会えてよかったです。後にも先にも、こんなに綺麗なドット絵を見ることはないだろうと思わせるほどの作り込みでした。
『イーストワード』の良かった点・気になった点について私なりの感想をまとめたので、「まだプレイしたことがない」「プレイするか迷っている」という方の参考になれば幸いです。
総合評価
総合評価 | |
---|---|
ストーリー・世界観 | |
キャラクター | |
サウンド・BGM | |
グラフィック | |
システム・UI | |
ボリューム・やりこみ |
- ドット絵が好き
- ジブリが好き
- やりこみ要素が欲しい
- 謎が残るストーリーは苦手
- 本格的なアクションや謎解きがしたい

ドット絵・ジブリが好きな方には間違いなく刺さるゲームです!
ゲーム概要


商品名 | Eastward(イーストワード) |
開発元 | Pixpil |
ジャンル | アクションアドベンチャーRPG |
プレイ人数 | 1人 |
対応機種 | Steam(Windows/Mac)、Nintendo Switch、Xbox One、 Xbox Series |
発売日 | 2021年9月16日(Steam/Switch) 2022年12月1日(Xbox) |
クリア想定時間 | 30時間 |
『イーストワード』は、上海を拠点に活動するPixpilが実に6年以上という長い期間をかけて開発したアクションアドベンチャーRPGです。
崩壊する世界のお話ということで、ポストアポカリプス系でもあります。
開発チームが日本のカルチャーに影響を受けていると話していますが、各所にその要素が散りばめられています。
例えば2D見下ろしのゲームシステムは『ゼルダの伝説』、「タタリ」「珊(サン)」という設定は『もののけ姫』を感じさせます。



ちなみに序盤で宮崎駿監督っぽいキャラが出てきます
良かった点
細部までこだわり抜かれたピクセルアート


まずは本作最大の特徴であるドット絵について触れたいと思います。
この記事の画像をご覧いただくだけで分かると思いますが、とんでもなくドット絵が綺麗です。
正直、これを見るためだけでもプレイする価値があります。
さらにこだわりを感じたのが、水道をひねると水が出たり、トイレのふたを開け閉めできたり、道端に落ちているサッカーボールを蹴ることができる点です。
これらはストーリー進行に全く関係ありません。
なのでそこまでやる必要ないのですが、あえてそれをしてしまうところが憎いな〜と思いました。



まさにインディーゲームの醍醐味ですね
主人公からモブまで魅力的なキャラクター


まず触れたいのが珊です。プレイした人は皆好きになっちゃうんじゃないかってくらい可愛い。
そう感じさせるのはキャラの動きにあるのではないかと思います。
ジョンの後ろを小さな歩幅で必死に歩いて付いてくるところや寝相が悪いところなど、本当に珊が生きているように見えます。



ジャスパーというキャラは歩き方がクネクネしていて、一目見ただけでオネエだと分かりました
また本作には200人以上の登場キャラクターがいます。
他のゲームなら「村の若者」とか「商人」とかになりがちなモブキャラ全員に名前がついており、ちょっとしたイベントごとに全員セリフが変化します。
頻繁にセリフが変わるので、いろんな人と話すのが楽しかったです。
キャラごとに独特の口調だったり言い回しがあるのですが、丁寧なローカライズのおかげで違和感なく楽しめました。
クリアに10時間!?高難易度ミニゲーム「大地の子」


「大地の子」は『イーストワード』内で登場するテレビゲームのことで、プレイヤー自身が実際に遊ぶことができます。
ドラクエのようなターン制コマンドバトルで進むRPGなのですが、このミニゲームにはなんと真エンドが存在し、全クリするには最低でも2周する必要があります。
そしてこの2周目がかなりエグい。
1周目はそれほど苦労しませんでしたが、2周目クリアには10時間以上かかりました。



私が下手なのかとも思いましたが、ネット上では大体みんなこのくらいかかったようです
本編クリアが30時間程度に対して、ミニゲームクリアに10時間以上はぶっ飛んでますね。(褒めてる)
ちなみに「大地の子」は序盤のイベントでチュートリアルが発生しますが、その後はプレイしなくても本編クリアできます。
ただし個人的には本編のストーリーに繋がる部分があるので、1周目だけでもやっておくのがおすすめです。
気になった点
珊が男の子に見えるメインビジュアル


正直気になった点のうち、心の底から気になったのはこれだけです。
え、これ珊なの?と言いたくなるビジュアルです。
実はニンテンドースイッチオンライン加入者限定のいっせいトライアルに『イーストワード』が選ばれたことがあったのですが、そのときの私はろくに調べもせず「なんだこの太眉の男の子は」とそのままプレイせずお試し期間を終えてしまいました。



珊は女の子でした・・・
結構これだけで本作をプレイしてもらう機会を逃している気がします。
人によっては説明不足と感じるストーリー展開


よく『イーストワード』のレビューや感想で言われているのが、ストーリーの説明不足についてだと思います。
確かに全てが綺麗におさまったわけではないのですが、少し謎が残るくらいの方が考察しがいがありますし、本作の不穏な感じも相まって良いのでは?と個人的には思っています。



ネット上でいろんな人の考察を読むと新しい発見があって楽しいです
あとはモブキャラが結構重要なことをしゃべったりするので、そこで補完できたりもします。
本格的なアクションや謎解きをしたい人には物足りない


ミニゲーム「大地の子」が難しいということは先に述べましたが、本編はそんなことありません。
戦闘は基本的に「珊が動きを止めた敵をジョンがフライパンで殴る」感じなので、非常にシンプルです。
マップ上の仕掛けも分かりやすいので、全く進めなくて困ることもあまりないでしょう。



一部、時間制限がシビアなものや初見殺しなイベントも存在しますが、コツを掴めば問題ないです
本格的なアクションや謎解きを期待すると肩透かしをくらいますが、そもそも本作にそれほどのものは必要ないと思います。
個人的にはストーリーや世界観で魅せるゲームだと思っているので、初心者でもプレイできるくらいがちょうどよいのではないでしょうか。
処理落ちする頻度は高いが、オートセーブですぐ戻れる
私はSwitch版でプレイしたのですが、多いときは1時間に1回程度落ちることがありました。
ただし本作はマップ切り替えの度にオートセーブが入るので、「今までの苦労が水の泡」ということはなかったです。



落ちるタイミングが悪く、重要なシーンの途中とかボス戦の直後とかだったら冷めるかもしれませんが・・・
まとめ「多少気になる点はあるが、ドット絵好きならプレイして損なし!」


『イーストワード』の良かった点・気になる点をご紹介しましたが、私は本当にプレイしてよかったと思っています。
道中で訪れる街並みなんかをスクショして眺めるだけでも満足感があります。
あとジブリっぽい要素があるので、ジブリ作品が好きな方には刺さる世界観だと思います。
少しでも気になった方はぜひプレイしてみてください。