【評価レビュー】テイルズオブアライズ「過去作の良さはそのままにグラフィックやシステムが進化!新時代のテイルズがここに」

当ページのリンクには広告が含まれています。

こんにちは、いくらです。

先日『テイルズオブアライズ』本編のストーリーをクリアしました。

テイルズオブシリーズはだいぶご無沙汰だったのですが、「今のテイルズはこんなことになっているんだ!?」とプレイ中は技術の進歩に驚きっぱなしでした。

ただテイルズファンゆえに気になった点もあったので、私なりに感想をまとめてみました。

いくら

DLCもありますが今回は本編のみのクリア感想です

この記事が「まだプレイしたことがない」「プレイするか迷っている」という方の参考になれば幸いです。

目次

総合評価

総合評価
ストーリー・世界観
キャラクター
サウンド・BGM
グラフィック
システム・UI
ボリューム・やりこみ
おすすめできる人・できない人
  • 王道のアクションRPGを遊びたい
  • テイルズを初めてプレイする
  • 短時間でサクッと遊べるゲームがしたい
  • アクションが苦手
いくら

今までと一味違うテイルズが楽しめます!

ゲーム概要

隣り合うふたつの星、ダナとレナ。
300年前自然あふれる世界であったダナは、高度な科学や魔法が発達したレナから突然の侵攻を受けて以来、終わりなき隷属を強いられることとなった。
ある日、鉄仮面に顔を覆われたダナの青年と、同族から追われるレナの少女が出会った。
この思いがけない邂逅はふたつの星の運命を揺るがす物語の始まりに過ぎなかった——
引用:『テイルズオブアライズ』公式サイト

商品名テイルズオブアライズ(Tales of Arise)
開発元バンダイナムコスタジオ
ジャンルアクションRPG
プレイ人数1人
対応機種PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/Steam(Windows)
発売日2021年9月9日
クリア想定時間50~60時間

『テイルズオブアライズ』はバンダイナムコエンターテインメントより2021年に発売されたアクションRPGです。

新規ユーザー層を獲得するため、これまでの既定路線からあえて外したグラフィックやアクションを採用したことで発売時はとても話題になりました。

いくら

スキットや料理など定番のシステムは継続しているので、従来からのシリーズファンにも楽しめる内容になっています

ネタバレを避けるためストーリーについては詳しく触れませんが、専門用語が多いにも関わらず説明が丁寧で分かりやすい作りとなっています。

created by Rinker
¥5,236 (2025/03/09 19:47:05時点 楽天市場調べ-詳細)

良かった点

アトモスシェーダーにより進化したグラフィック

まず本作をプレイして1番良かった点を挙げるとしたらグラフィックです。

テイルズといえばイラスト調のキャラクター表現が魅力ですが、それゆえに今までの作品はお世辞にもグラフィックがいいとは言えませんでした。

いくら

だからと言って急にリアルな3Dモデル(FFみたいな)を使うのはちょっと違う・・・

そのジレンマを解消したのがバンダイナムコが独自開発した「アトモスシェーダー」という技術です。

素人なので詳しいことは説明できませんが、とにかくこの技術のおかげでイラストとリアルのいいとこどりができているのです。

フォトリアルな世界に、イラスト寄りの3Dキャラクターがうまく溶け込んでいる

シリーズ恒例のスキット(パーティーキャラ同士のおしゃべり)も3D表現に進化し、そのときプレイヤーが選んだ衣装やアタッチメントが反映されるようになりました。

キャラクターの表情も細かいところまでしっかり表現
いくら

最初こそ漫画のようなコマ割りに違和感がありましたが、今ではこっちの方がしっくり来ます

ゴリ押し戦法が通じない!?新しい戦闘システム

また本作を語る上で外せないのが戦闘システムです。

さまざまな術技を組み合わせたコンボ、ド派手な演出で繰り出される秘奥義といった定番要素は残しつつ、新しいシステムがこれでもかと詰め込まれています。

BG(ブーストゲージ)が溜まると発動できる「ブーストアタック」はキャラクターごとに追加効果が設定されており、状況に合わせて使用することで戦いを有利に進めることができる
いくら

例えばシオンのブーストアタック「ウィングブレイク」は飛行している敵に有効で、当たると飛行能力を一定時間制限しダウンさせます

「ブーストストライク」は一撃必殺の効果を持ち、コンボのヒット数が多いほど発動しやすくなるよう設定されている
ジャスト回避成功で「カウンターレイド」が発生すると周囲の動きが一瞬スローになり、瞬時に間合いを詰めて攻撃に移ることができる

ちなみに本作の敵はそこらへんにいる雑魚を含めHPが高めに設定されているため、敵のHPを全部削るというよりはブーストストライクで一撃必殺を狙うのが前提となっています。

また難易度ノーマルでも敵の攻撃を2~3発食らっただけで瀕死状態になるので、いかに攻撃を避けながらコンボを繋げるかがポイントとなります。

いくら

詳しくは後述しますが、本作では回復アイテムがあまり買えないのでゴリ押しは通用しません

ちゃんとコンボを繋げようとすると術技だけでなく通常攻撃を挟む必要があったり、結構考えることも多いです。

過去作と異なる点が多いので戸惑った人も多いようですが、個人的には面白かったので次回作以降も継続してほしいな~と思っています。

冒険に役立つマップ機能が充実

本作はマップ機能が非常に充実しています。

近年では最早当たり前となっているファストトラベルはストーリー序盤で解放され、1度行ったことのある場所であればどこにいてもマップを開いてすぐ飛ぶことができます。

メインストーリーの目的地が黄色の星マークで表示されるほか、任意のサブクエストの目的地を緑色の星マークで表示することも可能

さらに便利なのが、サブクエストの発生条件を満たすと依頼人のいる場所に手紙アイコンが自動で表示される点です。

いくら

サブクエストの報酬であるガルドやアイテムは馬鹿にできないので、非常にありがたい機能です!

あとマップ機能ではないですが、メニュー画面の挿絵がストーリー進行度によって変化するのもおしゃれでGOODです。

気になった点

ufotableの作品とは思えないクオリティーのアニメーション

本作をプレイして個人的に1番残念だったのがアニメーション部分です。

テイルズといえば作中の重要シーンがアニメーションで描かれるほか、OPアニメが豪華アーティストの楽曲と共に流れるのが恒例です。

今回アニメーションを担当したufotableといえばアニメ『鬼滅の刃』を制作したことで有名ですが、残念なことに本作のものは同じ会社が作ったとは思えないクオリティーになっています。

本当はもっとイケメンなんだ・・・

本作の制作期間と『鬼滅の刃』の制作期間が被っているので向こうにスタッフや時間を取られてしまったのは容易に想像できますが、「それなら別会社に頼んでも良かったのでは」というのが正直な感想です。

ちなみにゲーム発売の翌年に公開された紹介用PVは非常に出来が良いです。

↓ブログランキングに参加しているので、クリックで応援お願いします!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次