グノーシア

【グノーシア】なぜ「絶対に敵だ」と言えるのか/論理破綻とは何か

いくら
ねこさん
ねこさん

議論中に「絶対に敵だ」が出たけど、誰が敵なのか全く分からない・・・

いくら
いくら

さまざまな角度から状況を見ると、矛盾に気づくことができますよ!

『グノーシア』では、嘘をつける役割が存在します。嘘をつける役割では、偽のエンジニア・ドクターとして名乗り出て、実際とは違う、あるいはでたらめな報告をして、正しい情報を皆に共有させないようにすることが大事です。

しかし、その嘘の報告が実際の状況と合わなくなって、偽物だと明らかになるときがあります。これを論理破綻(または論理的破綻)と言い、ロジックスキル「絶対に敵だ」で指摘することができます。

しかし、せっかく「絶対に敵だ」が使える状況になったのに、誰が敵なのか分からなければ意味がありません。間違って違う人物を指摘してしまうと、逆に自分が怪しまれてしまうので注意が必要です。

ここでは実際の例を出しながら、なぜ「絶対に敵だ」と言えるのかを解説します。

なぜ「絶対に敵だ」と言えるのか

前提

  1. 複数人グノーシアがいても、1つの役割に偽物として名乗り出るグノーシアは1人
  2. 1日目に名乗り出たエンジニア・ドクター候補者の中には、必ず本物がいる

②を利用した特殊な論理破綻については別の記事にまとめましたので、興味のある方はそちらをご覧ください。

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例1

まずは簡単な例から見てみましょう。

1日目にエンジニアが3人名乗り出て、2日目の朝に以下の報告をしました。

その後の議論中に、オトメとコメットが留守番に名乗り出ました。

この時点で、偽物のエンジニアが判明しました。

Q
答え合わせ

シピが偽物

留守番に名乗り出た2人は、お互いが人間であることを保証します。

よって、人間のコメットをグノーシアであると報告したシピは、嘘をついていることが分かりました。

例2

今回の設定と、現在の状況は以下の通りです。

では、ドクター報告を見てみましょう。

この時点で、偽物のドクターが判明しました。

Q
答え合わせ

セツが偽物

セツが本物のドクターであると仮定します。セツのドクター報告は全て人間となっており、グノーシアが4人全員残っていることになります。

しかし現在、残りの乗員は8人です。グノーシアが4人いる場合は乗員の半数を占めるため、グノーシアの勝利で船内が制圧されているはずです。

よって、セツが嘘をついていることが分かりました。

例3

今回の設定は以下の通りです。

続いてエンジニアとドクターの報告を見てみましょう。

この時点で、偽物のドクターが判明しました。

Q
答え合わせ

セツが偽物

まず、今回の設定で嘘がつけるのはグノーシアのみです。よって、役割に2人名乗り出た場合「片方は本物で、もう片方はグノーシア」です。

そのことを念頭に置き、ドクターの報告に注目してみましょう。

セツとジナの「ラキオはグノーシア」という報告が一致しています。どちらかは正しいことを言っているので、「ラキオはグノーシア」という情報がここで確定します。

その上でエンジニアの報告を見てみましょう。

まず、エンジニアに名乗り出ていたラキオはグノーシアなので、シピが本物のエンジニアであることが確定します。

同時に、本物のエンジニアの調査結果は真実であるので、セツがグノーシアであることが分かりました。

例4

特殊なケースを見てみましょう。

まれに夜、2人同時に消滅することがあります。これは、グノーシアに襲撃された人間と、エンジニアに調査されたバグが消滅することによって起きる現象です。

このことを念頭に置き、翌朝のエンジニア報告を聞いてみましょう。

この時点で、どちらのエンジニアが偽物かが分かります。

Q
答え合わせ

しげみちが偽物

夜、2人消滅するには「グノーシアの襲撃が成功」かつ「本物のエンジニアがバグを調査」という条件を満たす必要があります。

つまり、「消滅した人物を調査していないエンジニアは偽物」ということが分かります。

オトメは、消えたジナを調査しているので辻褄が合います。

一方でしげみちは、消滅した2人以外を調査しています。しげみちが本物のエンジニアであれば、2人消滅するはずがありません。

よって、しげみちが嘘をついていることが分かりました。

例5

今回の設定は以下の通りです。

続いて、エンジニアとドクターの報告を見てみましょう。

この時点で、偽物のエンジニアが判明しました。

Q
答え合わせ

オトメが偽物

オトメが本物のエンジニアであると仮定します。オトメはエンジニアで対抗しているラキオを調査し、人間であると報告しています。また、調査時にラキオが消滅していないため、「ラキオはバグではなくAC主義者」ということになります。

そのことを念頭に置き、ドクター報告を見てみましょう。

ドクターに名乗り出たSQと夕里子が襲撃されています。グノーシアはグノーシアとバグを襲撃できないため、2つの可能性が考えられます。

  1. SQと夕里子が、真ドクターとバグだった。かつ真ドクターはグノーシアに襲撃され、バグは真エンジニアに調査され消滅した
  2. SQと夕里子が、真ドクターとAC主義者だった。かつ2人ともグノーシアに襲撃された

①の可能性については、オトメがSQと夕里子のどちらも調査していないことから、消去となります。

しかし②の可能性も、ラキオがAC主義者であるので成立するはずがありません。

よって、オトメの調査報告と現在の状況に矛盾が生まれ、オトメが嘘をついていることが分かりました。

まとめ

ねこさん
ねこさん

「絶対に敵だ」でグノーシアを追い詰めよう!

いくら
いくら

目立ってグノーシアに襲撃されやすくなるので、やり過ぎには注意しましょう

なぜ「絶対に敵だ」と言えるのかを、実際の例を出しながら解説しました。

論理破綻は、すぐに分かる簡単なものから、じっくり考えないと分からない複雑なものまで様々です。そして、この考える時間は『グノーシア』の醍醐味でもあります。

ぜひ、他のキャラクターよりも先に「絶対に敵だ」を使って『グノーシア』を楽しみましょう。

ABOUT ME
いくら
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ブロガー
北海道で夫とふたり暮らし。
おいしい食べ物とゲーム、あたたかい部屋があれば幸せ。
冬はお布団から出られない。
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