レビュー

【評価レビュー】グノーシア「宇宙で人狼ゲームを繰り返し、ループの真相に辿り着け!」

いくら
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こんにちは、いくらです。

私が初めて『グノーシア』をクリアしたのは数年前なのですが、当時1人でも遊べる人狼ゲームを探していて、そのときに見つけたのがこのゲームでした。

いくら
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学生時代に仲間内で人狼ゲームが流行って毎日何回もやっていたのを思い出して、ふとやってみたくなったんですよね

いざプレイしてみるとストーリーも素晴らしく、先が気になって毎晩遅くまでゲームしていたのをよく覚えています。

クリア後も純粋に人狼ゲームを楽しむことができるので、クリアから数年経った今でもプレイしています。

そんな人狼ゲーム大好き人間が『グノーシア』の良かった点と注意点についてまとめてみました。

この記事が「まだプレイしていない」「プレイするか迷っている」という方の参考になれば幸いです。

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総合評価

総合評価
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ストーリー・世界観
キャラクター
サウンド・BGM
グラフィック
システム・UI
ボリューム・やりこみ
おすすめできる人

人狼ゲームが好き
ループものが好き

おすすめできない人

ビジュアルノベルが苦手
ドキッとする演出が苦手

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時間制限がないので、じっくり考えながら人狼ゲームができます!

ゲーム概要

引用:My Nintendo Store『グノーシア』

グノーシアは嘘をつく。人間のふりをして近づき、だまし、そして身近な人間を一人ずつ、この宇宙から葬り去る――。

漂流する宇宙船内にて、人間を襲う未知の敵「グノーシア」に直面した乗員達は、誰が敵なのか分からない状況でこの危機を収束させるために、一つの解決策を試みる。 最も疑わしい人物から一人ずつコールドスリープさせ、船内に紛れ込んだ全てのグノーシアを活動停止させるのだ。

しかし、その人物が本当にグノーシアだったのか、あるいはスケープゴートにされた哀れな人間だったのか、知ることは難しい。最後に笑うのは人間なのか、それとも――?

PS Vita版『グノーシア』公式ホームページ
商品名グノーシア
開発元Petit Depotto
ジャンルSF人狼ゲーム/ビジュアルノベル
プレイ人数1人
対応機種PlayStation Vita/Nintendo Switch/Steam/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/Microsoft Store
発売日2019年6月20日(PlayStation Vita)
2020年4月30日(Nintendo Switch)
2022年1月23日(Steam)
2023年12月14日(PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|S/Microsoft Store)
クリア想定時間20〜25時間

『グノーシア』はPetit Depottoが開発したSF人狼ゲームです。

1プレイは15分程度で、勝敗にかかわらずゲームが終了すると毎回時間が巻き戻ります。

ただし、時間が巻き戻るたびに主人公を含めたキャラクターの配役や参加人数が変化します。

主人公はこの人狼ゲームを繰り返すことで情報を集めていき、「なぜループするのか」「グノーシアとは何か」を解明していきます。

本作は宇宙船の中で行う人狼ゲームということで役職の名称が少し変わっていますが、やることは一般的な人狼ゲームと変わりありません(グノーシア=人狼、エンジニア=占い師、ドクター=霊媒師など)。

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序盤に丁寧なチュートリアルがあるので、人狼ゲームに馴染みがない方でも安心してプレイできますよ

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良かった点

ループと人狼ゲームが融合した最高のストーリー

本作はループものなので当然人狼ゲームを繰り返すわけですが、ただ繰り返すだけではないのがこのゲームのミソです。

そのときの配役や結果によって異なるストーリーが展開され、キャラクターたちが抱える苦悩であったり、驚きの過去が明かされたりしていきます。

そしてこれらのピースが全て揃ったとき、主人公は「なぜループするのか」の真相に辿り着くのです。

ネタバレになってしまうので詳細は控えますが、本作のエンディングはノーマルエンド真エンドの2種類存在します。

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真エンドの仕掛けには誰もが「うまい!」と言わされてしまうこと間違いなしです

どこか人間味のあるAI

本作は1人用人狼ゲームなのでNPCは全てAIとなっています。

基本的にはその時点で最も怪しい人物を疑ったり投票するようになっているのですが、このAIがよくできているんです。

例えばNPCごとにステータスが設定されていて、頭のいいキャラがいれば頭の悪いキャラもいます。

しかし頭のいいキャラがいくら「あいつは怪しい!」と言っても、頭の悪いキャラたちにはそれが理解できず「なんかよく分からないし、しゃべりすぎてて逆にお前怪しくね?」とあしらわれたり、最悪頭のいいキャラが吊られたりします。

また一部のNPCは感情を優先することがあります。明らかに怪しい人物がいても自分が嫌いな人物に投票する行動が、私にはすごく人間じみて見えました。

現実で人狼ゲームをしていてもそういう人いますよね。「もうその人が怪しいことは明らかだから、私はあえて違う人に投票します。もし今晩私がやられたらその人が怪しいです!」みたいな。あとは単純に気づいていないとか。

「全員が論理的に考えられる訳ではないから何が起こるか分からない」というのが、現実だろうがSFだろうが人狼ゲームの醍醐味だと私は思っています。

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他にも、人狼になるとやたら味方をかばうキャラもいます

人狼ゲーム開始直後はまだ情報が出揃っていないので変な挙動をすることはありますが(例:〇〇が怪しいと言った次のターンで〇〇をかばったりする)、あくまでもAIなのである程度は仕方ないと言えるでしょう。

注意点

イベントが発生しないときは、ただ人狼ゲームを繰り返すことになる

本作はいわゆるループものであるため、クリアまでに人狼ゲームを100回はする必要があります。

序盤は人狼ゲーム中にイベントが発生するのであまり問題にならないのですが、中盤以降はイベント発生の条件が厳しくなることもあり、何も起こらないただの人狼ゲームの回が増えます。

純粋に人狼ゲームを楽しめる方は気にしなくても大丈夫ですが、そうでない方は繰り返しの作業に苦痛を感じ、飽きる原因にもなりかねないので注意が必要です。

ホラーまではいかないが一部ドキッとする演出がある

本作で直接的な表現はありませんが、プレイヤーが人狼に襲撃されると画面が効果音とともに真っ赤になり血を連想させるシーンがあります。

また一部のNPCは人狼になると目がイカれたりするので、人によっては「怖い」「気持ち悪い」と感じるかもしれません。

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私もビビりなところがあるので、いつもより音量を下げてプレイしています

まとめ「ループもの、人狼ゲームが好きなら迷わずプレイするべし」

『グノーシア』をクリアした感想についてまとめました。

ループものが好きな方はもちろん、1人でじっくり考えながら人狼をやりたい方にもおすすめできるゲームとなっています。

少しでも気になった方はぜひプレイしてみてください。

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ABOUT ME
いくら
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ブロガー
北海道で夫とふたり暮らし。
おいしい食べ物とゲーム、あたたかい部屋があれば幸せ。
冬はお布団から出られない。
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